【広島県,呉市】メルセデス・ベンツ C180 バッテリー電圧異常 故障修理
整備・修理
メーカー名メルセデス・ベンツ
車種メルセデス・ベンツ C180
施工内容:
【C180 バッテリー電圧異常】メルセデス・ベンツの警告灯が点灯?原因・修理費用・対処法まとめ
メルセデス・ベンツ C180を運転中、「バッテリー電圧異常」の警告灯が点灯して驚いたことはありませんか?
この記事では、C180のバッテリー電圧異常の主な原因・対処法・修理費用の目安について、車のプロ視点でわかりやすく解説します。
✅ メルセデス・ベンツ C180「バッテリー電圧異常」故障修理の順序
①【症状の確認】 警告灯の内容とタイミングをチェック
・メーター表示:「Battery Voltage – Visit Workshop」や「バッテリー電圧異常」など
・いつ発生するか?
・エンジン始動時
・アイドリング中
・走行中 など
他の症状もあるか確認
・エアコン・ライトが弱くなる
・始動困難
・電装品が不安定になる
🔍この段階で、他の故障と見分けるための情報収集が重要です。
②【診断機(テスター)で故障コードを確認】
OBD2診断機を使って、車両コンピュータの故障コードを読み取る
関連するDTC(故障コード)の例:
・U140A: バッテリー電圧センサー異常
・P0562: システム電圧低下
・P2503: バッテリー電圧範囲外
ライブデータで電圧の推移をチェック
通常:エンジン始動後で13.5~14.8Vが目安
💡診断機が使えない場合は、テスターでバッテリー電圧測定を行います。
③【目視点検】バッテリー・配線まわりのチェック
・バッテリー端子の緩み・腐食確認
・アースケーブルの断線や接触不良
・オルタネーターのベルトの緩み・亀裂
・配線の接続不良、ヒューズ切れ など
🛠️ この段階で修理可能な場合(端子の清掃・締め付け)は即対応します。
広島県呉市のお客様からのご相談をいただきました。新品のバッテリーに交換したばかりにもかかわらず、エンジン始動時にバッテリーのパワー不足でエンジンがかからないとのことです。このような状況では、さまざまな原因が考えられます。例えば、バッテリーの初期不良、車両の電気システムに何らかの問題がある場合、あるいは別の部分で意図せぬ電力消費が発生している可能性もあります。どの原因も専門的な診断が必要ですので、早急に当社の技術者が車両を詳しく調査し、必要な修理や調整を行わせていただきます。皆様方が安心して愛車を運転できるよう、全力でサポートさせていただきますので、ご不明な点やご不安がある際はお気軽にお問い合わせください。
施工の流れ
STEP1
メルセデス・ベンツ C180「バッテリー電圧異常」とサブバッテリーの関係
● サブバッテリーとは?
C180などの一部メルセデス車には、**メインバッテリーのほかに「サブバッテリー(補助バッテリー)」**が搭載されています。
● サブバッテリーの役割
スタート/ストップ機能(アイドリングストップ)を維持
電子制御システムのバックアップ
駐車中の一部電装品への電源供給
メインバッテリー保護
🔋つまり、車両全体の電圧安定に重要な役割を果たしています。
STEP2
サブバッテリー劣化時の主な症状
・バッテリー電圧異常の警告灯が点灯
・「Auxiliary Battery Malfunction(補助バッテリー故障)」の表示
・アイドリングストップが作動しない
・メーターやナビの動作が不安定
💡特に**C180(W205型やS205型など)**では、サブバッテリーのトラブルがよく報告されています。
STEP3
🔧 C180のサブバッテリー交換の流れ
【作業時間目安】30分〜1時間程度
※作業場所によって異なります(トランク内・助手席足元など)
① バッテリー位置の確認
車種・年式により異なりますが、主に以下の場所にあります:
車種 サブバッテリー位置
W205 C180(セダン) トランク右側内張り裏 or 運転席足元付近
S205 C180(ステーションワゴン) リア左側のパネル内
他モデル(Eクラス等) エンジンルーム or グローブボックス奥
STEP4
配線の断線を発見
配線が断線しかかっていました。繋ぎ直して修理しました。
サブバッテリーの交換手順(概要)
⚠️ 注意:整備士または電装に詳しい方以外は無理にDIYせず、専門工場へ依頼をおすすめします。
・キーオフ&車両の電源遮断
・内張り・カバー類の取り外し
・バッテリーの端子を外す(マイナス→プラスの順)
・バッテリー固定ステーを取り外す
・新しいサブバッテリーと交換
・逆の手順で取り付け(プラス→マイナスの順)
・エラーコードの消去(診断機使用)
STEP5
🔧 サブバッテリー交換後の注意点
🔧 サブバッテリー交換後の注意点
・エラーコードの**消去(リセット)**が必要です
・警告灯が消えない場合、IBSセンサーやメインバッテリーにも異常がある可能性
・新品に交換しても改善しない → 診断の見直しが必要
・メインバッテリーと同時交換推奨
📝 まとめ|C180のバッテリー電圧異常、サブバッテリーも忘れずに!
・メルセデス・ベンツ C180の「バッテリー電圧異常」は、メインバッテリーだけでなく、サブバッテリーが原因となることも多いです。
・以下のようなケースでは、サブバッテリーの点検・交換をおすすめします:
・3年以上サブバッテリーを交換していない
・アイドリングストップが機能しない
・電圧異常の警告が断続的に出る
🔧確実な診断と対応のためには、輸入車に強い整備工場での点検を推奨します。