2025/06/16
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【広島県,呉市】メルセデス・ベンツ W117 CLA180 エンジン警告ランプ点灯 修理
広島県呉市のお客様、お車のメルセデス・ベンツCLA180にてエンジン警告灯が点灯したとのことで、ご来店いただきました。エンジン警告灯が点灯している場合、何かしらの不具合が検知されている可能性が高いため、正確な診断を行うことが重要です。まずは、専用の診断機を用いて詳細な状態を確認させていただきます。
診断の結果、今回の警告灯の原因はサーモスタットの故障によるものであることが判明しました。サーモスタットはエンジンの制御において重要な役割を担っており、故障するとエンジンのパフォーマンスにも影響が出ることがあります。そのため、速やかな交換をお勧めいたします。
W117のメルセデス・ベンツはこのサーモスタットの故障例が非常に多いのでエンジン警告灯が点灯した時は是非当社にご相談ください。
故障診断機で診断したところクーラント通常水温以下と出ました。
サーモンタットが正常に機能していないようです。
サーモスタットを交換します。
サーモスタットにアクセスするまでにかなりバラしていかないといけません。
やっとサーモスタットが見えました。
インテークマニホールドの下にあるのでインテークマニホールドも外さないとしけません。
今回サーモスタットの部品はOEMの部品を手配しました。
サーモスタット交換作業中にまた新たな故障部分を見つけました。
プレッシャーバルブから少しクーラントが漏れているみたいです。
今回早めに発見出来て良かったです。
このままクーラントの漏れが進んでいくとエンジンのオーバーヒートなどの大事になっていたかも知れません。
右が正常のプレッシャーバルブです。左はクーラントが漏れた跡があります。
プレッシャーバルブも部品交換していきます。
インテークマニホールドも外したのでカスケット類はすべて新品に交換して組付けていきます。
交換した部品です。
交換作業は完了しました。
外した部品は全て元通りに組付けていきます。
全ての組付けが完了したので少しクーラントを補充して、最終チェックをしていきます。
最後にもう一度故障診断機で診断チェックをしましたが、エラーは出ませんでした。
これで修理は完了です。
メルセデス・ベンツのCLA180にお乗りの皆様、この車種において特に注意すべきトラブルとして、サーモスタットの故障があります。この問題は過去に多くの例が報告されており、予期しないエンジンの過熱やその他の関連問題を引き起こす可能性があります。特にエンジンの警告ランプが点灯した場合は、早急な対応が求められます。放置するとさらなる損傷を招く恐れがあるため、できるだけ速やかに専門家の診断を受けることをお勧め致します。
弊社では、豊富な経験と知識を持ったスタッフが、迅速かつ確実な修理を提供しています。お客様の愛車を最良の状態で維持するために、最新の技術と設備を使って問題を特定し、必要な修理を行います。安心してドライブを続けるためにも、メンテナンスチェックを怠らないよう心掛けましょう。お問い合わせをお待ちしております。